師弟の関係について考えてみた
きっかけはこのTwitterのツイート
https://twitter.com/shiraku666/status/1130042845123846145?s=21
立川志らくさんが、
自分の主演脚本演出の舞台に
弟子が手伝いにも来ないし、稽古も見にこないと
https://twitter.com/shiraku666/status/1130253264216240128?s=21
その結果、破門にするか前座に降格させると言っている
この件について賛否両論入り乱れてますが、
俺なりの考えを
少し述べてみよう。
まず第1に、
そもそも弟子って何するのってことよね。
もちろんその一門なりのやり方は様々であろうが、
師匠の身支度を手伝ったり、
付き人として各劇場をまわったり、
そして、師匠から芸事を学んだりするんだろね。
そもそもさぁ、師匠のやってることに興味がないなら、
弟子でいる必要は無いよね?
有名な師匠にくっついていれば、
なんとか仕事もらえたり、
昇進したりして、
自分も有名になれるとでも思ってんだろか?
確かに昭和、平成と時代は移り、令和の世の中にはなったけれども、
何がなんでも師匠から学び取ってやろうという貪欲なハングリー精神って、
今やもう存在しないのかね?
https://twitter.com/shiraku666/status/1130058154937466880?s=21
たけし、談志、勘三郎で飲んでた席で、
終電がなくなるからと帰った弟子の話とかも、
もったいないを通り越して、
呆れてしまうわなぁ。
これ、以前にも書いたけど、
何百人のインタビューをまとめろ、ただし報酬は払わない
やるかやらないかと言われて
わずか29秒でやると答えた話。
今の世の中では、なんじゃこんなパワハラと
一蹴されてしまうのが常なのかね?
目先の利益しか見えてないと、
後から来るビッグウェーブに乗り切れないと思うんよね。
それにさぁ、せっかく弟子入りしたなら、
とことん師匠に食らいつくぐらいの意気込みってないのかねぇ?
志らくに人望が無いとか反論してる人もいるが、
まったく見当違いも甚だしい。
固定概念や既成観念はキライなのだが、
こんな昭和な考え方の人間がいてもよかろう。